ハイキングコースに女性の遺体 ピューマに襲われたか 米
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【1月3日 AFP】米コロラド州のハイキングコースで1日、女性が死亡しているのが見つかった。ピューマに襲われたとみられており、確認されれば、同州では数十年ぶりのピューマによる死亡事故となる。
コロラド州公園野生生物局(CPW)によると、1日に発生したとみられる襲撃に関与した可能性のあるピューマ2頭が射殺された。
CPWのカラ・バンフーズ報道官によると、1日午後12時15分頃、ラリマー郡のクロシエ・マウンテン・トレイルを歩いていたハイカーたちが、地面に倒れている人と、近くにいるピューマ1頭を発見した。
ハイカーが近付き、石を投げて追い払おうとしたところ、ピューマは逃げて行ったという。
ハイカーの中にいた医師が倒れている人をチェックしたが、脈拍を確認できなかった。
これは、公共の安全を確保するため、人を襲った野生動物は安楽死させる必要があるという州の方針に基づき、現場でピューマ1頭、付近でもう1頭が射殺された。
ピューマは縄張り意識が強いため、襲撃に関わったのはおそらく1頭だけとみられている。
病理学者がピューマ2頭の検視を行い、狂犬病などの神経疾患やヒトDNAの痕跡がないかを調べる予定だという。
バンフーズ氏によると、人がピューマに襲われる事故は非常にまれで、コロラド州では1990年以降わずか28件しか起きておらず、死亡事故は1999年以来起きていなかったという。
ピューマは冬になるとシカやヘラジカを追って低地に移動するため、目撃例が増えるという。もし見かけたら、音を立てて驚かせ、頭上に物を掲げて自分を大きく見せ、後ずさりしてピューマから離れるといいそうだ。(c)AFP