【1月2日 AFP】中国が台湾周辺で実施した軍事演習について、米国を含む各国が自制を求めたのを受け、中国は2日、演習は「合法」だと改めて正当化し、各国に対し「台湾海峡問題で事を荒立てないように」と警告した。

中国国防省報道官は、「関係する国と機関に対し、『一つの中国』原則を厳守するよう強く求める」と述べた。

これに先立ち米国務省のトミー・ピゴット報道官は1日、「台湾や地域内の諸国に対する中国の軍事活動と言動は、不必要に緊張を高めるものだ。中国政府に対し、自制し、台湾への軍事的圧力を停止し、有意義な対話を行うよう強く求める」と述べた。

さらに、「米国は台湾海峡の平和と安定を支持し、武力や威圧などによる一方的な現状変更に反対する」と付け加えた。

中国は12月29日と12月30日、台湾の主要港の封鎖や海上目標への攻撃を想定した軍事演習を実施。多数の軍用機と軍艦、海警船を展開して実弾射撃などを行った。

中華人民共和国(中国共産党)は台湾について、一度も統治したことがないにもかかわらず、自国領土の一部だと主張しており、武力行使による併合も排除していない。(c)AFP