ウクライナがホテルを無人機攻撃、新年祝っていた20人死亡 ロシア発表
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【1月2日 AFP】ロシアは1日、ウクライナ南部ヘルソン州のロシア支配地域にあるホテルがウクライナ軍による無人機攻撃を受け、新年を祝っていた少なくとも20人が死亡したと発表し、ウクライナが和平への取り組みを「台無し」したと非難した。
同州のロシア側行政トップのウラジーミル・サリド氏によると、「敵(ウクライナ)」は黒海沿岸のホルリにあるカフェ併設のホテルを無人機3機で攻撃した。ホテルでは「民間人が新年を祝っていた」という。
サリド氏がテレグラムに投稿した写真には、炎上する建物や火がくすぶるがれきの山、黒焦げになった遺体が写っている。
ウクライナ側はこの疑惑についてコメントしていない。
重大事件を担当するロシア連邦捜査委員会は、この攻撃を「20人以上が死亡し、さらに多数が負傷した」事件として捜査を開始したと発表した。ロシア外務省は、死者数はまだ確定していないとしている。
サリド氏によると、攻撃の夜、ホテルには新年を祝おうと100人以上が集まっていた。
ロシア外務省は声明で、ウクライナが「テロ攻撃」を実施したと非難。国際機関に非難するよう呼び掛けるとともに、ウクライナに対し「相応の報い」を受けさせると警告。
さらに、ウクライナ当局が「紛争の平和的解決に向けたあらゆる試みを故意に台無しにしている」と非難した。
一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが主にエネルギー施設を標的として一晩で200機以上の無人機を発射し、紛争を「新年まで持ち越している」と非難した。
ウクライナの送電会社ウクレネルゴは、「相当数」の世帯が停電したと述べた。鉄道や港湾インフラも被害を受けた。
ハルキウ州では、ロシアが動物園もある公園を攻撃し、1人が負傷した。公園の所有者オレクサンドル・フェルドマン氏はウクライナメディアに対し、この攻撃でライオンなどの動物も負傷し、キジやオウムが死んだと語った。(c)AFP
