【1月1日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12月31日、毎年恒例の大みそかの演説で、対ウクライナ「特別軍事作戦」でのロシアの勝利を信じるよう国民に呼び掛けた。ロシアは4年連続で大みそかを戦火の中で迎えている。

3分余りの演説は、戦場でのロシア軍の着実な進撃、両軍の死傷者の増加、そして戦闘終結に向けた米国主導の外交努力が目立ったこの1年を締めくくるものとなった。

ロシアは、ウクライナが今週、プーチン大氏の公邸の一つに向けて数十機の無人機を発射したと非難。これに対しウクライナ側は、ロシア側が和平プロセスを操作するためにねつ造したものだと反論している。

プーチン氏は大みそかの演説の中でこの件には触れず、短い演説の大部分をウクライナで戦う「将兵」に割き、兵士たちを「英雄」と呼び、「私たちは皆さんとロシアの勝利を信じている」と述べた。

現在ウクライナの約5分の1を占領しているロシアは、毎日のようにミサイルと無人機による攻撃を繰り返しており、ウクライナの民間人数千人を殺害し、数百万人に避難を余儀なくさせている。

プーチン氏は、和平協議が決裂した場合、自身がロシア領だと宣言したウクライナ領のうち未制圧の部分について、武力で奪取すると繰り返し述べている。(c)AFP