「指定席を譲って」韓国・高速鉄道特室で“立席カップル”の厚かましい要求…断った乗客に「感じ悪い」と暴言
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【12月31日 KOREA WAVE】韓国高速鉄道(KTX)で立席券を持ったカップルが、特室(プレミアム車両)の乗客に対して座席を譲るよう要求したという体験談がSNSで拡散され、物議を醸している。
韓国のオンラインコミュニティ『ボベドリーム』に12月26日、「ネットの噂話だと思っていた座席譲渡の強要を、実際に体験した」との書き込みが掲載された。
投稿者によると、業務出張のため前日に追加料金を払ってKTXの特室を予約し、移動中だった。すると前方に立っていたある男性が近づいてきて、「前に彼女がいるので、席を替わってほしい」と持ちかけてきたという。
投稿者が「どの席か」と確認すると、男性は「立席なので席はない」と回答。つまり、座席のない立席券で乗車したにもかかわらず、特室の指定席と交換してほしいという非常識な要求だった。
投稿者は「特別料金を払って特室に乗っているのに、座席すらない乗客と交換する理由はない」と冷静に断った。すると男性は「カップルで離れているのがかわいそうだと思わないのか」と感情に訴えて再度譲渡を迫ったという。
投稿者はその後、駅係員を呼んで対応を依頼。会話を避けるため目を閉じていたところ、立ち去り際に男性から「感じ悪いね」と暴言を浴びせられたと訴えた。
また、投稿者によれば、前にいた“彼女”も同じく立席券の乗客であったという。
この投稿にはネット上で「夫婦で似た者同士だ」「まともな拒否が責められる社会はおかしい」といった同情と批判の声が相次いでいる。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News