中国の「宇宙マウス」、地上帰還後に出産
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【1月1日 CGTN Japanese】中国の有人宇宙船「神舟21号」に搭乗し、宇宙ステーションでおよそ半月間滞在していた4匹のマウスが、地上に戻った後どのような状態にあるのか、注目が集まっています。
中国科学院宇宙応用工学・技術センターは12月27日、4匹の実験用マウスのうち、雌の1匹が地上帰還後に妊娠し、今月10日未明に無事出産したと発表しました。この雌のマウスは9匹の子を産み、現在生存しているのは6匹で、生存率は通常の範囲内だということです。子どもたちは順調に成長しており、母親の授乳行動も正常で、子どもの活動状況も良好です。
4匹の実験用マウスは10月31日に神舟21号で打ち上げられ、宇宙ステーションに設置された小型哺乳類飼育装置に入れられて、宇宙環境下での生存や適応に関する実験に加わりました。その後、11月14日に同じ「神舟21号」で地上に帰還しました。
中国科学院動物研究所の王紅梅研究員は今回の任務について「短期間の宇宙飛行はマウスの生殖能力に特段の影響を及ぼさないことが証明された」と述べました。その上で、地上帰還後に交配、妊娠、出産に至ったことは、将来、宇宙環境が哺乳類の生命の誕生に与える影響を研究する上で、極めて貴重なサンプルになるとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News