金建希特別検察、最終結果を発表へ…韓国・尹錫悦前大統領夫妻を起訴、特検の幕引き
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【12月29日 KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏に対する疑惑を捜査してきたミン・ジュンギ特別検察官チームが12月29日午前10時、最終捜査結果を公表する。今回の発表をもって、ユン前大統領の非常戒厳令に絡む「内乱疑惑」、海兵隊員の殉職事件、キム・ゴニ氏の疑惑を捜査してきた「三大特別検察」はすべて終了する。
キム・ゴニ特検は2025年7月2日の三大特検発足時、最も多くの疑惑を抱えて捜査を開始し、同年8月にキム・ゴニ氏を拘束起訴した。主な罪状は、韓国の中古車販売会社ドイツモータースの株価操作、公認候補選定への不正介入、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる贈収賄疑惑などで、12月3日の論告求刑公判では懲役15年を求刑した。
また、ルイ・ヴィトンのバッグや金の亀、イ・ウファン画伯の作品など金品授受に関する収賄容疑についても、関係者とともにキム・ゴニ氏を起訴した。
さらに特検は、政治ブローカーのミョン・テギュン氏と結託した「公認介入」疑惑に関連し、12月20日にユン前大統領を初めて召喚調査した上で、24日に政治資金法違反、公職選挙法違反の罪で起訴した。これは、2022年大統領選を前に、虚偽の発言をしたとされる件に関わるもの。
また、特検は旧統一教会とつながりがあるとされる野党「国民の力」所属のクォン・ソンドン(権性東)議員を拘束起訴した。現職国会議員の拘束起訴は特検史上初となる。キム・ゴニ氏に金品を提供し、国会議員への違法後援をしたとされるユン・ヨンホ元教団世界本部長も起訴された。
特検チームは捜査期限の1日前にあたる27日には、2023年の国民の力党代表選直後にロジェ・ヴィヴィエのハンドバッグを贈ったとされるキム・ギヒョン議員夫妻を起訴。株価操作に関与したとされるウェルバイオテックのヤン・ナムヒ会長、三扶土建のイ・ギフン元副会長や、イ・ギフン氏の逃亡を助けた上場企業会長らも起訴対象となった。
一方、結論を出せなかった事件もあり、キム・ゴニ氏とユン前大統領の贈収賄容疑は、共犯関係の有無を立証するため、国家捜査本部(国捜本)に引き継がれる。賄賂罪に該当するには「対価性」の立証が必要であり、追加捜査が不可欠との判断だ。
また、パク・ソンジェ(朴性載)前法相、シム・ウジョン元検察総長、キム・ジュヒョン元大統領室民情首席秘書官らが関与したとされる「名品バッグ・ドイツモータース捜査揉み消し疑惑」は、主要関係者への直接聴取ができないまま打ち切られた。
「執事ゲート」疑惑として知られる、キム・ゴニ氏と親しいキム・イェソン氏がIMSモビリティを通じて不正な投資資金を調達した事件では、キム・ゴニ氏との明確な関連性が確認できず、カカオやHS孝成など投資企業に対する捜査は警察へ移管される。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News