【12月28日 AFP】今週、ナイジェリア国内で米国が行った攻撃は、イスラム過激派組織ラクラワや「盗賊団(バンディッツ)」と呼ばれる重武装した犯罪組織と協力するため、サヘル地域から来たイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員を標的にしたものだった。27日、ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領の広報官がAFPに語った。

25日から26日にかけて行われた米国による攻撃の標的は、不明となっていた。

米国とナイジェリアの両政府はこれまで、ISと関連する過激派を標的にしたと述べていたが、ナイジェリアのあまたある武装集団のうちどのグループが攻撃されたのかについては詳細を明らかにしなかった。

ダニエル・ブワラ大統領広報官は「IS、ラクラワ、バンディッツが標的となった」「ISはサヘルを通ってラクラワやバンディッツに物資や訓練を提供するため、支援に向かった」と話した。

サヘル地域のISは隣国のニジェール、ブルキナファソ、マリで活動し、これらの国々の政府に対する激しい反乱を繰り広げている。

ブワラ氏はまた、「攻撃が行われたのは、歴史的に見てバンディッツやラクラワがうろついていた場所だ」「米政府が収集した情報によれば、IS がサヘル地域からその地域へ大規模に移動しているという」と明かした。

犠牲者が出たが、標的にされた中の誰が殺害されたのかは不明だとブワラ氏は付け加えた。(c)AFP