【12月28日 AFP】イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は27日に公開されたインタビューで、米国とイスラエル、欧州諸国が、イランに「全面戦争」を仕掛けていると述べた。

ペゼシュキアン氏は「私の見方では、イランは米国、イスラエル、そして欧州諸国と全面戦争状態にある。彼らはわれわれの国を屈服させようとしている」と最高指導者アリ・ハメネイ師の公式サイトで語った。イスラエルと米国はちょうど半年前にイランを攻撃した。

また、核開発計画に関する9月の対イラン国連制裁の再適用を提案したのは、フランス、英国、ドイツだった。

ペゼシュキアン氏は「この戦争は、イラクがわれわれに対して始めた戦争よりもひどい。はるかに複雑で困難だ」とも述べ、1980から1988年にかけて起きた隣国間での紛争に言及した。

米国とその同盟国は、イランが核兵器開発を行っていると主張しているが、イラン側はこれを繰り返し否定している。(c)AFP