【12月28日 AFP】ボクシング、世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチは27日、サウジアラビア・リヤドで行われ、王者井上尚弥はアラン・ピカソ(メキシコ)を判定の末3-0(120-108、119-109、117-111)で下し、6度目の防衛に成功した。

無敗で「モンスター」の異名を持つ井上は、粘り強く、こちらも無敗のピカソからKOを奪うには至らず、これでムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦に続いて2戦連続の判定勝利となった。

井上は「もう少し差を見せたかった」「期待に応えられず、自分自身がやりたかったボクシングはできなかった」と振り返った。

戦績を32勝(27KO)に伸ばした井上は今年過密スケジュールをこなしており、自身のパフォーマンスについて「よくなかった」と語ると、その原因に疲労を上げた。

井上は、「年4試合やるよりも、1年間で4回ハードワークを試合向けてこなすのがまあ(大変)。やっている間は試合に向けてやるだけだが、終わってみると正直やり切ったと思う」と語った。

井上の勝利により、来年東京での中谷潤人との注目の対戦に道が開かれた。

中谷はこの日、同じ会場でスーパーバンタム級転向後の初戦に臨み、セバスティアン・エルナンデス(メキシコ)から判定勝ちを収めた。

井上はまだ何も決まっていないとしつつ、「日本が盛り上がるような試合を実現させていきたい」と述べた。(c)AFP