「多文化家族」歓迎行事に参加した家族ら(c)news1
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【12月24日 KOREA WAVE】韓国に居住する外国人、帰化者、移民2世など「移民背景人口」が271万5000人に達し、総人口の5.2%を占めていることが、国家データ庁の最新統計で明らかになった。年齢層では30代が最も多く、居住地は首都圏に集中している。人口の1割以上を移民背景の人々が占める市・郡・区も17カ所にのぼった。

国家データ庁が12月8日に発表した「2024年移民背景人口統計」によると、2023年11月時点での韓国の総人口は5180万5547人。このうち移民背景人口は271万5000人で、前年比で13万4161人増加した。統計の発表は今回が初めて。

「移民背景人口」とは、本人または両親のいずれかが外国出身である人を指し、外国人だけでなく、帰化者や移民2世も含まれる。統計は、2023年11月1日現在、韓国内に3カ月以上居住している者を対象に実施された。

国家データ庁人口総調査課のキム・ソヨン課長は「移民背景人口に対する支援政策を各省庁が進めているが、統計に空白があると政策対象に漏れが生じる」と述べ、網羅的な政策立案を支えるために本統計が必要だったと強調した。

内訳を見ると、外国人が204万3000人、内国人(帰化者・移民2世など)が67万2000人。外国人の増加は、雇用許可制度の拡大に伴う就労移住の増加や、それに続く結婚・家族形成による定住化の進行が背景にあるとされた。

内国人の内訳では、移民2世が38万1000人と最多。次いで帰化・認知による取得者が24万5000人、北朝鮮離脱住民などのその他が4万6000人。

移民背景人口の年齢構成では、30代が最多の66万人、次いで20代が57万人、40代が42万人。生産年齢人口(15〜64歳)が全体の81.9%を占め、韓国全体(70%)と比べても若い層が多い。高齢者(65歳以上)は5.5%にとどまった。

性別では男性が142万7000人(52.5%)、女性が128万8000人(47.5%)で、男性の比率がやや高かった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News