【12月22日 AFP】タイのシハサック・プアンゲッゲオ外相は22日、国境地域で衝突するカンボジアとの10月の停戦協定について、ドナルド・トランプ米大統領の訪問日程を念頭に、早急に締結されていたことを明らかにした。

10月にマレーシア・クアラルンプールで署名された停戦協定についてシハサック氏は、「米国側が、トランプ氏の訪問までに署名を間に合わせたいとの意向を示したため、停戦合意を急いだ」と述べた。両国は11月、停戦協定の履行を停止している。

訪問先のマレーシアで同氏は「合意は早いに越したことはないが、時には腰を据えて協議する必要がある。そうしてこそ、合意は確実に履行され、尊重される」と記者団に語った。(c)AFP