1~11月の中国鉄道旅客数、過去最高を更新
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【1月4日 東方新報】中国国家鉄路集団(以下、国鉄集団)が12月16日に発表したところによると、今年1月から11月までに全国の鉄道で輸送された旅客数は延べ42億8000万人に達し、前年同期比で6.6%増加した。これは同期間として過去最高の記録となる。
国鉄集団の旅客部門責任者によれば、今年に入ってから新たに開通した路線や導入した車両を効果的に活用し、旅客輸送能力の拡充を進めてきた。1~11月の全国の旅客列車運行本数は、1日平均で1万1258本となり、前年同期比で7.1%増加した。需要にきめ細かく対応するため、各地で開催されるスポーツ大会、展示会、コンサートなどの予定を踏まえ、「ファン向け特別列車」や「スポーツ観戦専用列車」「研修・学習向け列車」などを運行し、サービス消費の活性化を後押ししている。
国際旅客輸送の面でも取り組みを強化している。中国・ベトナム、中国・ロシア、中国・モンゴル間の国際列車を安定的に運行し、1~11月には広深港高速鉄道と中老鉄道で、それぞれ2894万人、24万4000人の越境旅客を輸送した。これにより、国境を越えた観光の回復が進み、人の往来や商取引の活発化にも寄与している。
冬に入って以降、鉄道当局はさまざまな施策を講じ、氷雪経済や観光産業の発展を後押ししている。取材によると、済南(Jinan)鉄路局集団は「高速鉄道・斉魯周遊」観光回数券を導入し、山東省(Shandong)内の青島市(Qingdao)、曲阜市(Qufu)、泰安市(Taian)など人気の文化観光都市をカバーしている。ハルビン(Harbin)鉄路局集団も冬季観光需要に対応し、「大興安嶺号」「伊春号」といったブランド観光列車を改良。旅行撮影サービスや無形文化遺産体験など、特色ある冬の旅行プログラムを提供している。
同責任者は、今後も旅客動向を継続的に把握し、需要に応じて列車運行計画を柔軟に調整することで、内需の拡大とサービス消費の促進を力強く支えていく方針だと述べた。(c)東方新報/AFPBB News