【12月21日 AFP】国際スキー連盟(FIS)のヨハン・エリアシュ会長は20日、ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪でスノーボードとフリースタイルスキーの競技が行われる会場の準備が遅れていると明かした。

2026年2月6~22日にかけて開催される冬季五輪の開幕まで50日を切る中、エリアシュ会長は「すべての準備が整っていない」と嘆いた。

最大の懸念は、スノーボードとフリースタイルスキーの会場となるリビーニョ・スノーパーク。大会組織委員会は16日、AFPの取材に対して同会場での人工雪製造で「技術的な問題」が発生していることを認め、すでに懸念が高まっていると述べた。

「われわれは1日3回、朝昼晩に電話会議を行っている。リビーニョでの問題の一部は雪の製造だ。遅れが出ているが、努力が足りないわけではない」とエリアシュ会長は述べ、「残念ながら、イタリア政府が資金を拠出しておらず、運営側はやりくりに苦しんでいる。非常に残念で、本来あってはならないことだ。説明のつかない状況だ」と続けた。

フリースタイルスキーとスノーボードの競技に必要なジャンプ台やハーフパイプを設営するためには、大量の人工雪が必要となる。

雪を作るスノーマシンにはスポンダ山の貯水池から水が供給される。この貯水池は2170万ユーロ(約40億円)の建設費をかけ、11月末に完成した。

人工雪の製造は当初、先週開始される予定だった。(c)AFP