米文化施設改称、看板も更新 「ケネディ」の上に「トランプ」
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【12月20日 AFP】米首都ワシントンの総合文化施設ケネディ・センターに19日、ドナルド・トランプ大統領(79)の名前の切り文字銘板が掲げられた。前日にホワイトハウスによって、同センターの理事会が「トランプ・ケネディ・センター」への名称変更を「満場一致」で決定したと発表されたばかり。
トランプ氏は今年、「ウォーク(目覚めている、の意。社会問題や人種差別、性差別などへの意識が高いことを示す)」過ぎると見なした施設への取り締まりの一環として、同センターの新たな理事を自ら選び、自ら理事長に就任した。
作業員たちはシザーリフトを使って建物の正面に金属製の切り文字銘板を追加し、青い防水シートを降ろすと、「ドナルド・J・トランプ・アンド・ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター」と書かれた看板が現れた。
同センターは、こちらも「トランプ・ケネディ・センター」に改称したX(旧ツイッター)アカウントに看板の写真を投稿。「本日、私たちは誇りを持って、ドナルド・J・トランプ大統領のリーダーシップとジョン・F・ケネディ元大統領の揺るぎない遺産に敬意を表する、新しい看板を誇りをもって発表する」と、コメントした。
国立機関に現職大統領にちなんだ名が付けられるのは、米国史上前例がない。ワシントン記念塔、リンカーン記念館、そしてケネディ・センターといった施設は、いずれも由来となった大統領の死後に命名されている。
だが、不動産王としてのキャリアを通じて、長年にわたり高層ビルやカジノに自身の名を冠してきたトランプ氏は、大統領になっても同じことをするのにためらいを見せていない。
2期目開始以来、米平和研究所(USIP)を「ドナルド・J・トランプ平和研究所」に改称したり、子ども向けの投資口座制度を「トランプ口座」、100万ドル(約1億5700万円)で米国の永住権を取得できる新たなビザ(査証)を「トランプ・ゴールドカード」と命名したりするなど、さまざまなものに自分の名を冠している。(c)AFP