「認証ショットの聖地」となった韓国百貨店のクリスマス…「駐車はどこにすればいい?」
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【12月20日 KOREA WAVE】年末を控え、韓国の百貨店がクリスマス装飾競争に火をつける中、「認証ショットの聖地」を訪れる人々が押し寄せ、駐車需要も急増している。巨大なツリーやメディアファサード、体験型スペースを前面に打ち出した集客競争が激化するにつれ来訪者の移動も増加し、その影響で周辺の駐車券取引額や検索数も共に上昇している。
メガ・ニュース(MEGA News)のアン・ヒジョン記者の取材によると、ロッテ・新世界・現代など主要百貨店3社は、2025年もクリスマスシーズンに合わせて過去最大規模の装飾とコンテンツを披露し、プレミアムブランドイメージの強化を図っている。年末の繁忙期に売上を拡大すると同時に、SNSを通じた自然な宣伝効果も狙った戦略だ。
ロッテ百貨店蚕室店は「ロッテタウンクリスマスマーケット」を過去最大規模となる2645㎡(約800坪)で造成し、11月から翌年1月4日まで運営している。19メートルの巨大ツリーを中心に、ポップアップストアやギフトショップ、飲食店を配置し、滞在時間の延長を図った。2023年の初年度には24万人、2024年には40万人を動員し、2025年もその人気が続いている。行列なしで入場できる「ファストパス」入場券は、前年より20%増量して販売されたにもかかわらず、販売開始10分で完売した。
新世界百貨店本店は「新世界ワンダーランド」を前面に打ち出し、外壁メディアファサード競争に火をつけた。クリスマスシーズンに合わせて建物外壁に設置されたメディアファサードは1353.64㎡(約409.5坪)規模で、従来より61.3㎡拡張された。錯視効果を活用した「アナモルフィック技法」が採用され、没入感が高められた。昨年だけで100万人以上が訪れたと推定されている。
ザ・現代ソウルは12月から「ヘリーのクリスマス工房」をテーマにした体験型スペースを披露した。サンタの家、手紙・プレゼント・包装の工房、ルドルフの家などで構成された空間は、家族連れや若者層の両方を引きつけている。オンライン入場予約は最大30分以内に締め切られ、現地での入場時には2時間待ちとなるほどの人気を集めている。
集客効果が大きくなるにつれ、駐車需要も急速に増加している。駐車場検索サービス「みんなの駐車場」が、クリスマス装飾で有名なソウル市内の主要百貨店6カ所周辺(500m以内)の駐車場を分析した結果、過去3年(2022〜2024年)のクリスマスシーズン(11〜12月)の駐車取引額は、年平均52.7%増加した。特に2024年12月の取引額は、2022年比で106%以上急増した。
直前の2カ月(9〜10月)と比較しても、クリスマスシーズンの駐車場取引額は25%増加し、駐車場検索数も32%増加した。単なる駐車券の購入を超えて、事前に駐車情報を確認しようとする需要も拡大しているわけだ。
駐車券の取引件数基準では、明洞の新世界百貨店本店とロッテ百貨店本店が共同1位を占めた。2つの百貨店が500m以内の近い距離にあり、一度に両方のクリスマス装飾を見て回れる点が大きく作用したと分析されている。これに続き、汝矣島のザ・現代ソウル、三成の現代百貨店貿易センター店、蚕室のロッテワールドモールの順に駐車需要が高かった。
2024年のクリスマスシーズン(11〜12月)に最も多く売れた駐車券の種類は「当日券」で、全体の53%を占めた。混雑が始まる前に余裕をもって駐車し、クリスマスの雰囲気を楽しもうとする需要が反映された結果だ。華やかな照明や映像が際立つ深夜帯を狙った「深夜券」も31%で続き、時間券は16%を記録した。
駐車場プラットフォーム業界もこうした流れに合わせて企画展を開始した。「みんなの駐車場」は12月25日までクリスマス企画展を開催し、主要百貨店の「認証ショット名所」周辺の駐車場を推薦すると同時に、DDP、光化門広場などソウル中心部の代表的なクリスマス名所周辺の駐車情報も提供している。
業界関係者は「今やクリスマスシーズンの百貨店競争は、装飾規模やコンテンツに加え、どれだけ便利な訪問体験を提供できるかまでを含めた段階に拡大している」とし、「駐車需要の増加は、『認証ショットの聖地』戦略が実際の消費や移動パターンまで変化させている証拠だ」と述べた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News