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【12月20日 KOREA WAVE】ソウル市江南(カンナム)区の整形外科・皮膚科に、外国人観光客が急増している。中国人をはじめ、アラブ諸国やロシア、カンボジアなど国籍も多様化しており、“Kビューティー”を体験するための医療観光地としての地位を確立しつつある。

江南の整形外科スタッフによれば、「最近では患者の3人に1人が外国人」であり、院内では英語・中国語・ロシア語・ベトナム語などの通訳体制が整えられているという。

「韓国の美の基準に従って“全部まとめて手術したい”という方が多いです。人気の韓流スターの写真を見せながら『こうなりたい』という依頼もよくあります」(院内スタッフ)

最も人気の手術は、二重まぶた・鼻整形・輪郭手術。一度の渡韓で複数の施術を希望するケースが一般的だという。

通訳が可能なコーディネーターの採用が進み、海外向けの広報サイトも拡充されている。「Google」や「小紅書」などで「Korean Plastic Surgery」と検索すれば、外国語対応の江南エリア病院が多数ヒットする。

今年限りの外国人対象の付加価値税(VAT)還付制度を活用したマーケティングも活発で、仲介業者経由で集客する病院も少なくない。

実際に取材班が訪れた12月17日、カンボジアから訪れた18歳の女性は、到着当日に鼻の整形手術のカウンセリングを受け、翌日に手術を受ける予定だという。彼女は「友達も韓国で手術している。韓国は信頼できる」と語った。

また、中国人女性(40)は「韓国には中国にない施術があるし、費用も安い」と話し、知人の紹介で訪韓したという。

美容医療の需要は、薬局や化粧品店にも広がっている。江南エリアの薬局では、外国人観光客に人気のニキビ跡用の軟膏などが目立つ位置に配置されていた。薬剤師は「日に20人近い外国人が来店する。治療後の処方薬も取り扱う」と話す。

化粧品チェーン「オリーブヤング」でも外国人の姿は珍しくない。日本人観光客の女性(32)は「相談後、明日リップラインのフィラーと鼻のフィラーを受ける。オリーブヤングは日本でも有名なので、ついでにパックをお土産に買う」と笑顔を見せた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News