【12月19日 AFP】米当局は18日、ロードアイランド州プロビデンスにある名門大学群「アイビーリーグ」のブラウン大学で先週末に発生した銃撃事件の容疑者とみられる男が、死亡したと発表した。

プロビデンス警察のオスカー・ペレス署長は、容疑者の名前はクラウディオ・ネベスバレンテ(48)だとし、「今夜、自ら命を絶った」と記者会見で述べた。

当局によれば、ポルトガル国籍のネベスバレンテ容疑者はブラウン大学の元学生で、ニューハンプシャー州の貸倉庫で2丁の銃とともに発見された。単独で犯行に及んだとみられている。

また、ネベスバレンテ容疑者は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授がボストンの自宅で射殺された事件にも関与したとみられている。

ペレス署長は「プロビデンス市で開始された足固めが、関連につながった」と述べたものの、詳細は明らかにせず、ボストンでも記者会見が予定されていると付け加えた。

米有数の大学で発生した二つの銃撃事件の動機について、現時点で手がかりはない。(c)AFP