米国がICC判事2人に制裁 イスラエルへの捜査支持で
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【12月19日 AFP】米国は18日、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区での戦争犯罪捜査を支持したとして、国際刑事裁判所(ICC)判事2人に制裁を科した。
マルコ・ルビオ米国務長官は声明で、「米国とイスラエルの主権を侵害し、米国人やイスラエル人を不当にICCの管轄下に置く権力乱用を容認しない」と述べた。
制裁を受けたのはジョージア人とモンゴル人の判事で、米国への入国を禁じられ、同国内での資産や金融取引が凍結される。
これで、ドナルド・トランプ政権下で制裁対象となったICC判事は少なくとも8人、検察官は3人に達した。
オランダ・ハーグに本部を置くICCは新たな制裁を「強く拒絶する」と表明。声明で「公正な司法機関の独立性に対する露骨な攻撃だ」と非難した。(c)AFP