2025年12月15日午後、京畿道城南市盆唐区のカカオ板橋(パンギョ)アジトで、建物周辺を統制する警察関係者(c)news1
2025年12月15日午後、京畿道城南市盆唐区のカカオ板橋(パンギョ)アジトで、建物周辺を統制する警察関係者(c)news1

【12月18日 KOREA WAVE】韓国の大手IT企業カカオの本社ビルがある京畿道城南市盆唐区の「カカオ板橋アジト」に爆発物を設置したとする脅迫メッセージが12月17日夜に寄せられ、警察が出動して建物内を捜索する騒ぎがあった。捜索の結果、爆発物などの不審物は確認されなかった。

警察とカカオによると、17日午後7時ごろ、カカオの顧客センターに「板橋のカカオアジトに爆発物を設置した」との内容の書き込みが投稿された。カカオは内容を確認後、直ちに警察へ通報し、午後8時ごろまでに勤務中だった社員に対し安全確保のため退勤するよう通知した。

カカオの関係者は「社員の安全を最優先に考え、勤務中の社員に退勤を指示した」と説明している。

通報を受け、城南盆唐警察署は警察官約40人を投入し、本社ビル内部を中心に捜索したが、爆発物は発見されなかった。

カカオを巡っては、12月15日にも同様の脅迫が発生している。当時、顧客センターに寄せられた書き込みには「カカオの幹部を自作の銃で殺害する」との脅迫に加え、現金100億ウォンを指定口座に送金するよう求める内容が含まれていたという。この際も警察と消防当局が出動し、捜索を実施したが、危険物は見つからなかった。

警察は今回の事案についても、数日前と同一または類似の手口による虚偽の脅迫とみて捜査を進めている。警察関係者は「虚偽通報が繰り返され、公権力の無駄な投入につながっている。他の事件対応に支障が出る恐れもある」と述べ、発信者の特定に全力を挙げている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News