北朝鮮の金正恩総書記の妻、6カ月ぶりに公の場へ…報道は「娘」に焦点
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【12月18日 KOREA WAVE】北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記が12月15日、平壌市郊外の江東(カンドン)郡に建設された地方工業工場と総合奉仕所の竣工式に出席した。これに妻リ・ソルジュ(李雪主)氏と娘も同行したが、党機関紙・労働新聞は娘に重点を置いた報道を展開した。
リ・ソルジュ氏の公式行事への登場は、今年6月の元山葛麻(ウォンサン・カルマ)海岸観光地区の竣工式以来。だが、北朝鮮メディアの注目は主に娘に向けられた。
報道写真では、リ・ソルジュ氏は娘のそばに寄り添い、何かを説明する姿も確認された。以前に比べてリ・ソルジュ氏の登場頻度が減ったことから「政治的立場の後退では」との見方もあったが、今回の様子はそれとは異なる印象を与えた。
テープカットの際、娘はキム総書記のすぐ背後に立ち、リ・ソルジュ氏は一歩引いた位置に立っていた。意図的に注目を娘と指導者に集中させようとする構図と読み取れる。
娘は今年9月、中国・北京で開催された抗日戦争勝利記念日行事で、多国間外交の舞台に初登場。その後も11月末に約3カ月ぶりに再登場し、父と同じ黒い革ジャンを着用するなど、強いカリスマ性を印象付けるスタイリングが目立った。
今回の竣工式でも、大人びた衣装を着こなし、リーダー的存在としてのイメージ構築を意識している様子がうかがえた。
北朝鮮は近年、娘の露出を急増させており、「後継者としての布石」との見方が国内外で強まっている。今回の「母娘登場」も、その演出の一環である可能性が高い。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News