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【12月16日 KOREA WAVE】2001年に12歳の小学生力士に暴力を振るって死亡させた韓国相撲(シルム)の元コーチが、慶尚北道聞慶市(キョンサンブクド・ムンギョンシ)で実業団力士チームの監督を務めていることが明らかになった。

事件は2001年8月に発生。小学校のシルム部の合宿中、当時28歳だったコーチが「ランニングで遅れた」として12歳の部員の小学生を殴ったり蹴ったりした。

被害者は意識を失い、約5時間放置された末に死亡した。死因は心臓疾患だった。全国大会優勝の経験もある有望選手だったという。

コーチは過失致死罪で有罪判決を受けて服役し、出所後指導者に復帰。小中高校の指導者を経て現在は聞慶市庁の実業団監督を務めている。

コーチは「罪を償い、(民事上の)和解も済ませた」と主張しているが、「再び指導していることが信じられない」と批判の声が上がっている。

教育庁や聞慶市は「古い事件であり、採用時に問題はなかった」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News