【12月21日  People’s Daily】中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念テーマ展「民族解放と世界平和のために」が、中国人民抗日戦争記念館で開催されている。7月7日の開幕以来8月下旬までに国内外から延べ55万人以上の入場者が来館し、戦火の歳月を心に刻み、革命の烈士たちを追悼し、偉大な抗戦精神から奮い立つ力を得ている。

中華ソヴィエト共和国臨時中央政府が最も早く発表した「対日戦争宣言」、中国東北部で日本軍を相手に戦った女性烈士・趙一曼(Zhao Yiman)が逮捕されてから英雄的な死を遂げるまでの詳細な記録、盧溝橋事件を初めて報道した中国人記者・方大曾(Fang Dazeng)が発表した「盧溝橋戦記」など、物証で歴史を証明し、実物を歴史の鏡として見せるテーマ展の面積は1万2200平方メートルにおよび、貴重な写真1525枚、文物3237点を展示して、中国人民が国家の存亡のため、民族の復興のため、人類の正義のために戦った雄壮な歴史叙事詩の全景を描き出している。

中国人民抗日戦争は、中国人民が日本軍国主義の侵略に抵抗した正義の戦争であり、近代に入って以来、外敵の侵入に対して初めて完全な勝利を収めた民族解放闘争でもある。

1931年から45年までの14年間にわたる苛烈を極めた血みどろの戦いを経て、中国人民は凶悪極まりない日本軍国主義の侵略者を打ち破り、中国人民抗日戦争を偉大な勝利へと導き、世界反ファシズム戦争の完全な勝利を宣言した。

習近平総書記は「この偉大な勝利は、中華民族が近代以来の深刻な危機から偉大な復興へと向かう歴史的な転換点であり、世界反ファシズム戦争勝利の重要な構成部分でもある。これは中国人民の勝利であると同時に、世界の人民の勝利でもある」と指摘した。

中国の抗日戦争の行方は、人類の運命と密接に関わっていた。中国人民は民族独立のために戦っただけでなく、全人類の平和のために戦った。世界反ファシズム戦争において、中国人民の抗日戦争は最も早く始まり、最も長く続き、中国人民は巨大な民族的犠牲をもって、世界反ファシズム戦争の東方の主戦場を支え、日本軍国主義による中国奴隷化の企みを完全に打ち砕き、世界反ファシズム戦争の勝利に重大な貢献を果たした。

中国人民の抗戦は、日本軍国主義の戦争遂行能力を大幅に消耗し、弱体化させ、日本陸軍の大部分と海軍の多くを長期にわたって攻撃し牽制した。その結果、日本軍は軽々しく北進や南下を試みることができず、ソ連、米国、英国など連合国側の国々への圧力を軽減した。太平洋戦争勃発後も、中国戦線は引き続き日本陸軍の主力部隊を引きつけ、拘束し、太平洋戦線における連合国の作戦を強力に支援した。世界各国の人民の反ファシズム戦争に強力な戦略的協力と援助を行った。

自国の抗戦が巨大な困難に直面していたにもかかわらず、中国はなおも遠征軍を国外に派遣し作戦に参加させた。また桐油、タングステンなどの重要な戦略物資を連合国に提供し、連合国の反ファシズム戦争を強力に支援した。

中国は、世界の東方で真っ先に抗日民族統一戦線を築いただけでなく、世界反ファシズム統一戦線の構築を積極的に提唱し力強く推進した。さらに国際連合の創設に歴史的な貢献を果たした。

戦争の苦難を経験した中国人民は、得がたい平和を、より一層大切にしている。近代以後、中国人民は列強の侵略、凌辱、略奪を百年以上も受け続けてきたが、そこから弱肉強食という「強盗の論理」を学ぶのではなく、平和を守るという決意を一層固めた。

中国人民抗日戦争の偉大な勝利は、古い中国が「鳳凰涅槃、浴火重生(意味:鳳凰が炎の中から再生するように、苦難を乗り越え新たに蘇る)」という新しい歴史的な道のりを切り開き、人類の平和と発展という崇高な事業に深遠な影響を与えた。

百年に一度の未曾有の大変化が世界中で加速する状況に直面する中、中国人民は平和、発展、協力、ウィンウィンの旗印を高く掲げ、揺るぎなく平和発展の道を歩み、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の勝利の成果を断固として守り抜く。

中国人民は正しい第二次世界大戦史観を堅持し、国連を中心とする国際システムを断固擁護し、全人類共通の価値を広め、世界各国の人びとと手を携えて「人類運命共同体」の構築を共同で推進していく。(c)People’s Daily /AFPBB News