トルコ船がロシアの空爆受け損傷、ウクライナ南部の港停泊中
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【12月13日 AFP】ウクライナ南部黒海沿岸にあるオデーサの港で、ロシアの空爆によりトルコの船舶が損傷した。ウクライナ政府と船の運航会社が12日に発表した。
ウクライナのオレクシー・クレバ副首相(復興担当)は、テレグラムに「ロシアがオデーサ州の民間港湾施設に対してミサイル攻撃を行った」と投稿し、船舶に損傷はあったものの死傷者は出ていないと付け加えた。
トルコの海運会社チェンク・シッピングは、「カラス(トルコ)~オデーサ間の航路で新鮮な果物、野菜、食料品を満載した当社の船舶が、チョルノモルスク港へ入港した直後の現地時間午後4時(日本時間同日午後11時)に空爆を受けた」と声明を発表した。SNS上には、青と白の船体が炎上する画像が投稿された。
同社ウェブサイトによると、船は全長185メートルのフェリーで、パナマ船籍だった。
この数時間前には、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、港湾施設やエネルギー施設などへの攻撃を停止し、ウクライナ紛争における「限定的な停戦」を提案したばかりだった。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はSNSで、今回の攻撃は「ロシアが現在の外交的機会を真剣に受け止めていないだけでなく、ウクライナの通常の生活を破壊することを目的とした戦争を続けていることを改めて証明している」と投稿した。
またトルコの外務省は「ロシアとウクライナの戦争を緊急に終わらせることの重要性を改めて強調し、黒海でのエスカレーションを防ぐ取り決めの必要性を再確認する。その中には海上安全の確保やエネルギー施設、港湾施設を標的とする攻撃の停止が含まれる」との声明を出した。(c)AFP
