米民主党、エプスタイン元被告の新たな写真公開
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【12月13日 AFP】米下院監視・説明責任委員会の民主党議員団は12日、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告の遺産から入手したとされる新たな写真19枚を公開した。
写真では、ドナルド・トランプ大統領とビル・クリントン元大統領、第1次トランプ政権で首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏、クリントン政権で財務長官を務めたラリー・サマーズ氏、映画監督のウディ・アレン氏、元英王子のアンドルー・マウントバッテン・ウィンザー氏、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、ヴァージン・グループ創業者のリチャード・ブランソン氏らの姿が確認できる。
上記の人物とエプスタイン元被告との関係は既に周知の事実で、これらの日付のない写真が違法行為を描写しているようには見えない。
だが、下院監視・説明責任委員会の民主党議員団は、「これらの不穏な写真は、エプスタイン氏と世界で最も影響力のある人物たちとの関係について、さらなる疑問を投げかけるものだ」と述べた。
ホワイトハウスは、民主党がエプスタイン元被告の遺産から「よりすぐりの」写真を公開し、「虚偽の物語を作ろうとしている」と非難した。
ホワイトハウスのアビゲイル・ジャクソン報道官は、「トランプ大統領に対する民主党のデマは、繰り返し否定されてきた」と述べた。
12日に公開された写真には、大人のおもちゃや、トランプ氏の似顔絵と「I'm HUUUUGE!(俺のはばかでかい!)」という文字がプリントされた「トランプ・コンドーム」というジョークグッズも写っている。(c)AFP