【12月12日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長は11日、訪問先の独ベルリンで、ロシアによるウクライナ侵攻において、中国が「ロシアの生命線(物資補給路)」になっていると批判した。

ルッテ氏は安全保障会議での演説で、「中国は同盟国(ロシア)がウクライナで敗北するのを阻止しようとしている」「中国の支援なしで、ロシアがこの戦争を継続することはできないだろう」と述べた。

ロシアの主要貿易相手国の一つである中国は、ウクライナ紛争について「中立」を標榜(ひょうぼう)しているが、ロシアによる侵攻に対する批判を避けている。(c)AFP