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【12月11日 KOREA WAVE】過去に飲酒運転の前歴がある50代の男性が、再び酒気帯びで車を運転し、停車中の市内バスに衝突。乗員・乗客あわせて8人にけがを負わせた事故で、裁判所はこの男性に実刑を回避し、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。事故の重大性を認めつつも、被告が車を廃車にし再犯防止を誓った点などを考慮したとされる。

裁判記録によると、春川地裁原州支部は、特定犯罪加重処罰法違反(危険運転致傷)、道路交通法違反(飲酒運転)の罪で在宅起訴された被告(53)に対し、懲役1年6カ月・執行猶予3年を宣告した。また、社会奉仕80時間と法令順守運転講義の受講40時間も命じた。

事故は2025年7月10日午後8時36分ごろ、大邱市北区の路上で発生。被告は血中アルコール濃度0.262%という重度の酒気帯び状態で約1トンの貨物車を運転し、バス停で乗客を降ろしていた市内バスの後部に衝突。運転手1人と乗客7人の計8人が負傷し、いずれも約2週間の治療を要するけがを負った。

裁判所は判決理由として、被告が過去に2度飲酒運転で罰金刑を受けていたこと、事故当時のアルコール濃度が極めて高かったこと、大半の被害者と示談が成立していない点を挙げ、再犯の悪質性を強く指摘した。

一方で、被告が容疑を認めて反省していること、前回の同種犯罪から今回の事件まで一定の時間が経過していたこと、けがの程度が比較的軽度だったこと、保険を通じて治療費が支払われていること、1人とは示談が成立していること、さらに再発防止の意思を示して事故後に車を廃車にしたことなどを総合的に勘案し、執行猶予付きとなった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News