北朝鮮、来年初開催の党大会に向け「重要な結論」…党総会で政策総括と予算案も協議
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【12月11日 KOREA WAVE】北朝鮮は12月10日、朝鮮労働党中央委員会第8期第13回全員会議(総会)で、来年初めに開催されるとみられる「第9回党大会」への準備方針について重要な結論を下した。キム・ジョンウン(金正恩)総書記が会議を主宰し、2025年の国家政策や予算案の方向性も議論されたが、対外政策に関する協議内容は明らかにされていない。
党機関紙『労働新聞』は11日、10日に開かれた会議2日目の様子を報道した。「キム総書記が1日目の議題であった今年の党および国家政策遂行の総括、党大会準備に関する案件に対して『重要な結論』を下した」と伝えた。
会議ではまた、党大会までに達成すべき課題の共有と今後の準備業務に関する方針が示されたとされ、組織改編や人事配置、政策路線の整理が本格化する兆しだ。
同紙によれば、会議では国家予算審議委員会の構成が決定され、2025年度の予算執行状況および2026年度の予算案についての検討も進められたという。北朝鮮では例年、年末の党中央全会で予算案が取りまとめられ、年明けに開催される最高人民会議で承認されるのが慣例となっている。
一部の専門家は今回の総会について「第9回党大会の決定文書や議題の草案作成段階に相当する可能性がある」と指摘している。今後発表される公式決定書や報道内容によって、北朝鮮が2025年から2030年にかけて掲げる中期的な国家戦略や、対外・対南政策の変化を読み取る手がかりになる可能性がある。
今回の会議では対外関係に関する具体的な議論や対南政策についての報道はなく、キム総書記が強調したとされる「今年の成果」についても詳細は明かされていない。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News