【12月10日 AFP】韓国政府は10日、前日に中国とロシアの軍用機が韓国の防空識別圏(ADIZ)に侵入したことについて、ソウル駐在する両国の国防担当大使館員に抗議したと発表した。

韓国国防省国際政策室のLee Kwang-suk室長は韓国防空識別圏(KADIZ)に言及し、「わが軍はKADIZ内における近隣諸国の航空機の活動について、引き続き国際法を順守ながら積極的に対応していく」と述べた。

韓国は9日、中国軍機とロシア軍機のKADIZ侵入を受け、「あらゆる事態に備え、戦術的措置を講じるため戦闘機を配備した」と発表した。

中国軍機とロシア軍機は、KADIZ侵入前に発見された。

中国政府は同日、「年間協力計画」に基づきロシア軍と演習を実施したことを認めた。

ロシアも定例演習であり、8時間にわたって実施したと主張。ロシア軍機と中国軍機が外国軍の戦闘機に追跡されたと述べた。

中国とロシアは2019年以降、合同演習という建前で、事前の通知なしで定期的に軍用機をKADIZで飛行させている。

昨年11月にも、中国軍機5機とロシア軍機6機がKADIZに侵入したため、韓国は戦闘機を緊急発進(スクランブル)させて対応した。

同様の事案は2023年6月と12月、そして2022年5月と11月にも発生した。(c)AFP