ゼレンスキー氏「選挙実施の用意」安全確保が条件
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【12月10日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日、安全が確保されれば、選挙を実施する用意があるとの考えを示した。
ドナルド・トランプ米大統領から選挙の実施を促されていることについて、ゼレンスキー氏は「選挙実施の用意はある」と表明し、戒厳令下での選挙の実施を可能にする法律の改正について議会に働きかけているとした。
ウクライナではロシアによる侵攻以降、戒厳令が発令中で、戦時中の選挙実施が禁止されている。
ゼレンスキー氏は、安全の確保が最優先だとし「選挙を実施するために安全が確保できるよう米国に支援を求めている」と述べた。
トランプ氏は9日、選挙実施に踏み切らないウクライナを非難し、「今は選挙を行う重要な時期だと思う。彼らは戦争を理由に選挙を行わない」と述べた。(c)AFP
