「事件班長」(c)MONEYTODAY
「事件班長」(c)MONEYTODAY

【12月08日 KOREA WAVE】不倫した夫が離婚後約10年間も養育費を支払わないため、障害を持つ娘2人を女手一つで育てている韓国の40代女性の体験談が、11月25日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で取り上げられた。

女性は約10年前、夫の不審な様子から携帯電話を確認し、不倫の証拠を発見した。相手の家を訪ねたところ、相手の母親が涙ながらに謝罪したため訴えることはせず、離婚する道を選んだ。

離婚の際に養育費の支払いを条件に合意していたが、元夫は「経済的余裕がない」として1円も支払わなかった。

ところがその後、元夫は不倫相手と再婚し、息子が生まれた。元夫は「不倫相手の母親が死の間際に“娘を頼む”と遺言を残した。断れなかった」と話した。

新たに生まれた自分の子どもは育てているくせに、女性には一銭の養育費も支払わない夫。問い詰めると「もう関係ない人間だ」と逆ギレし、支払いを拒否した。

番組に出演したパク・ジフン弁護士は「遺言には従いながら、法的義務である養育費を無視するのは非常識。法的に養育費の支払い命令を申請し、回収すべきだ」と述べた。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News