ソウルのマンション時価総額、1カ月で14兆ウォン超増加…供給不足・価格上昇「当面は上昇」
発信地:韓国
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韓国・北朝鮮
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【12月08日 KOREA WAVE】ソウルのマンション市場が上昇基調を維持している。2025年11月のマンション時価総額は前月比で14兆ウォン以上増加し、依然として堅調な流れを見せた。専門家らは、供給不足と「選ばれた一軒(=高資産層による立地・物件を厳選した選好)」に対する需要が続いていることから、当面この傾向が続くと見ている。
不動産調査会社R114によると、11月25日現在、ソウルのマンション売買における時価総額は1817兆6236億ウォンで、10月の1803兆3575億ウォンから14兆2661億ウォン(0.8%)増加した。
このうち、一般マンションの時価総額は1460兆9183億ウォン(前月比約11兆5531億ウォン増)、再建築(建て替え)マンションは356兆7054億ウォン(同2兆7130億ウォン増)と集計された。
地区別では、江南区が2兆5734億ウォン増の328兆8596億ウォンで最大の伸びを示し、松坡区(234兆3103億ウォン、1兆9594億ウォン増)、瑞草区(220兆5829億ウォン、1兆6405億ウォン増)と、いわゆる「江南3区」が上昇をけん引した。
R114のユン・ジヘ研究員は「10月15日の不動産対策にもかかわらず、現金資産を持つ層の間で“選ばれた一軒”を求める動きが強く、時価総額の上昇が続いている」と分析する。
ただ、上昇率そのものはやや鈍化している。10月は前月比で1.6%の増加だったが、11月は0.8%と半分の水準にとどまった。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News