台湾ユーチューバーの北朝鮮旅行記が再生200万回超…韓国製カラオケ登場に驚きも
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【12月07日 KOREA WAVE】台湾のユーチューバーが北朝鮮での5泊6日の旅行記を公開し、平壌の高級施設や厳格な統制の実態が垣間見えるとして注目を集めている。
「田谷源」の名で活動するこのユーチューバーは、11月16日から3本構成・計95分の動画を公開。再生回数は合計で200万回に迫っている。1本目の動画はわずか10日間で130万回を超え、28日時点で2000件を超えるコメントが寄せられている。動画には日本語や韓国語の字幕も付けられ、各国の視聴者の関心を集めた。
動画冒頭でユーチューバーは北朝鮮を「世界で最も神秘的な国」と紹介した。ともに旅した台湾・香港の学生ら計8人は、北朝鮮の国営旅行社を通じてツアーを予約した。
一行は中国・北京から丹東へ移動し、そこで「北朝鮮入国通行証」を取得。国際列車で鴨緑江鉄橋を渡って北朝鮮に入国した。新義州での入国審査には約4時間がかかったという。
列車内では、北朝鮮の係官が乗客の荷物を一つずつ開け、書籍、カメラ、記録媒体を厳しく検査する様子も映されていた。一行は「事前にネットの情報で、たばこなどの“おみやげ”を渡せば検査が早く終わると聞いていたが、実際その通りだった」と話した。
平壌駅に到着後は、北朝鮮のガイド2人が出迎え。旅行中は一切の自由行動が禁じられた。住民との接触も許されず、撮影した映像は出国時に再検査されるという厳しい制約下での旅だった。
夕食は高級レストラン「リョングァン茶店」で用意され、広い店内には一行しかいない様子だった。民族衣装の女性スタッフ3人が舞台で「朝鮮労働党、お母さんの誕生日、10月の節日を祝います」と歌いながら歓迎パフォーマンスを展開した。
宿泊先は「三代の首領が滞在した」と説明されたソサンホテル。ユーチューバーは「思った以上に豪華で清潔、眺めも素晴らしい」と感想を述べた。
ホテルの3階にはサウナやプール、マッサージ施設のほか、韓国のカラオケメーカー最大手「KY(クムヨン)」の機器が設置されたカラオケルームもあり、注目を集めた。料金は1時間105元(約2300円)で、女性スタッフが「パンガプスムニダ(お会いできてうれしいです)」と歌いながら客を迎えるシーンも撮影されている。
第2・3編の動画では南浦の西海閘門や万景台の金日成生家など平壌市内の名所が紹介され、北朝鮮の“現在の姿”を映し出している。
視聴者からは「韓国人には行けない場所なので新鮮」「隣国なのに越えられない壁を感じる」「現実が1980年代で止まったように見える」といったコメントが相次いでいる。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News