【12月5日 CGTN Japanese】上海市民が先ごろ、遊休地の荒れ地で、黄色の小さな花を咲かせ、急速に成長した植物を発見しました。関係部門の職員が確認したところ、それは外来侵入種の「セイタカアワダチソウ」であることが分かりました。

「セイタカアワダチソウ」は北米原産で、1935年に観賞植物として中国へ持ち込まれ、1980年代に拡散・まん延する雑草となり、破壊力が非常に強いため、2010年に「中国外来侵入種リスト」に登録されました。

現場では1日近くかけて、約1.33ヘクタールに及ぶ「セイタカアワダチソウ」をほぼ除去されました。上海市浦東新区属地林長制弁公室の胡志鵬巡視員の紹介によると、「セイタカアワダチソウ」の花弁は単葉で、のこぎり歯状の葉があります。また経年変化により茎の幹は褐色あるいは青色に変色し、次第に木質化し、他の植物と水分や日光を争い、根系が発達しているため、土壌の硬化を加速し、個体数が増加すると土壌の中に酸性物質が広がり、土地のpHを酸性化するとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News