【12月3日 CGTN Japanese】中国北東部チチハル市の冬季氷雪バーベキューカーニバルの開幕式と金沙氷雪ワールドの開園イベントがこのほど、市内のプレイタウン・金沙潮玩小鎮で開催されました。

今回のカーニバルはバーベキューとウインターシーズンの氷雪を融合し、北緯47度の畜産製品と北国の氷雪の魅力を織り交ぜ、国内外の観光客に氷雪観賞や美食・文化体験を一体化した冬季文化観光の祭典を創出しています。

チチハルは近年、バーベキュー産業を地域の特色ある100億規模の産業クラスターに発展させ、これまでに国内で2万4000のチチハルバーベキュー店舗を展開し、41の国と地域にも進出しており、産業規模は300億元(約6590億円)を突破しました。今回は「バーベキュー+氷雪」を媒体として、冬季氷雪バーベキューカーニバルを打ち出し、冬の消費市場の活性化を目指しています。

会場では、「氷雪バーベキュー」体験エリアが人気を集めています。柔らかいリブロースやリブアイなどの上質な牛肉が炭火で焼かれジュージューと音を立て、秘伝のたれを付けると独特の風味が醸し出され、一口食べると、冬の寒さも瞬時に吹き飛びます。
観光地と業者が連携して実施した特典キャンペーンでは、観光客が氷や雪を楽しむと同時に、美食も味わえる趣向です。80万平方メートルに及ぶ氷雪ワールド内では、300メートルの超ロングアイススライダーやスノーモービルなどのアトラクションが同時にオープンし、親子連れや若者グループが楽しむ場となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News