母親世代の店員に土下座をさせた若い客…韓国・その横暴ぶりにネットで怒り炸裂
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【12月02日 KOREA WAVE】韓国全羅南道順天のダイソー店舗で、中年の女性店員が20代後半と見られる若い女性客に対し、床に膝をついて頭を深く下げ、にじり寄るように謝罪する姿が撮影され、オンライン上で大きな批判が巻き起こっている。
オンラインコミュニティに11月26日掲載された映像と目撃談によると、事件は順天のダイソーで発生した。投稿者である利用客(目撃者)によれば、当時、出入り口付近で保護者と来店した子どもが走り回っていたため、店員が「走ると危ないですよ」と安全に関する注意を与えた。
すると、子どもの母親とみられる20代後半の女性が突然強い口調で怒鳴り、店員に暴言を浴びせた。店員は驚いた様子で「申し訳ありません」と繰り返したが、女性客はさらに攻め立てた。
中年の店員はついに店内の床に膝をつき、両手を合わせて深々と頭を下げた。頭は床に付きそうなほど低く、両手を擦り合わせながら必死に事情を説明した。一方、若い女性客は立ったまま店員に向かい指を突きつけて大声を上げ続けた。
女性客がどこかに移動すると、店員は立ち上がることもできず、膝をついたまま体を前に引きずるようにして後を追ったという。周囲の客は衝撃で言葉を失っていたと伝えられる。
目撃者は「店員は自分の母親世代の方だった。明らかに店員の落ち度はなかったのに、女性客は暴言と脅しのような言葉を浴びせていた。どうして働く人がこんな屈辱を受けなければならないのか理解できない」と憤った。
映像が広まると、ネット上では「店員がなぜ土下座してまで謝らなければならないのか」「子どもへの注意を逆ギレした典型的な“権力乱用”だ」など批判が集中した。
ある利用者は「店員さんの手を取って立たせてあげたかった。見ているだけの人は何をしていたのか。数千ウォンの商品を買うだけでこんな横暴ができるのか。こんな人がいるからサービス業が地獄になる」と憤った。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News