【11月30日 CGTN Japanese】中国工業情報化部が11月27日に発表したデータによると、現在、中国では、消費財の品目数は2億3000万に達しており、家電、家具、文化・スポーツ用品、アパレル類など100品目以上の生産量が世界一となっています。

紹介によると、今年1~9月に中国では、スマートドローン航空機製造の付加価値が前年同期比59.9%増で、スマート車載機器製造の付加価値が同25.1%増えました。また、自動運転レベル2(部分運転自動化)の複合運転支援機能を備えた乗用車の新車販売台数は同21.2%伸び、浸透率は64%に達しました。

強大な製造能力に支えられ、中国の消費財企業は技術のアップグレードや消費者ニーズの小さな変化への迅速な対応能力に恵まれ、製品の革新と進化を絶えず繰り返し、新製品の開発と発売の量も効率も大いに向上しています。

しかしこれと同時に、一部の分野では需給の構造的アンバランス問題は依然として存在しています。例えば、中国国内のアクセサリーやバッグ、化粧品などの分野では、高級ブランドがまだ少なく、養老や育児、文化・観光、スマート消費などの需要は旺盛であるのに対し、高齢者用品やスマート端末、低空観光、IP派生商品など、個性化した商品の供給の量も質もまだ追いついていないような状況です。

中国工業情報化部によると、今後は引き続き供給側の構造を最適化し、向こう5年ほどかけて需要と供給のより高いレベルでのダイナミックな均衡を実現させ、国民により良い製品とサービスを提供していくとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News