中国の有人飛行船「祥雲AS700」が 産業化で新たな飛躍 18機の追加契約を締結
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【11月29日 CGTN Japanese】中国航空工業集団はこのほど、グループ傘下の特殊飛行機研究所(特飛所)が浙江省空域融合低空産業発展有限公司と「祥雲AS700」有人飛行船18機の購入契約を締結したと発表しました。今回の契約は、同モデルの飛行船の産業化プロセスが重大な進展を遂げたことを示しています。
「祥雲AS700」有人飛行船は、中国航空工業集団特飛所が独自開発した民間用有人飛行船です。中国で初めて耐空性基準に基づいて開発され、完全に独自の知的財産権を有しています。全長は50メートルで、最大10人まで搭乗可能です。今年11月には、「祥雲AS700」有人飛行船が浙江省紹興市の鑑水科技城に到着し、華東地域で初号機の引き渡しが無事完了しました。中国の国産有人飛行船の開発、生産、認証、納品、運営という実証試験から商業運営に至るまで、一連のプロセスが確立されたということです。
特飛所は紹興にある飛行船運営基地を実地視察し、地元政府と「祥雲AS700」の商業化運営における事業戦略や持続可能なビジネスモデルなど革新的な課題で合意し、18機の購入契約を締結しました。
この契約を契機として、今後、空中観光、都市警備、航空測量、緊急救援、教育旅行向けのカスタマイズなど多様な応用分野の創出を推進し、全国規模の低空経済産業クラスターを構築することで製造業の高度化と地域経済の質の高い発展を押し上げていく方針です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News