ロシア、米和平案修正版「前向きな点あるが議論必要」
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【11月26日 AFP】ロシア大統領府は26日、ウクライナ戦争終結に向けた米国の修正版和平案について、一部に評価できる点があるものの、依然として多くの論点で協議が必要だとの認識を示した。
大統領補佐官のユーリ・ウシャコフ氏は国営テレビの取材に対し、「いくつかの側面は前向きに評価できるが、多くの点では専門家間での特別な議論が必要だ」と述べた。
その一方で、和平交渉への欧州の関与については不快感を示し、「欧州諸国がこれらすべての問題に干渉するのは、私の見解では完全に不要だ」と述べた。
ウクライナと欧州各国は、米国とロシアが自分たちを置き去りにした形で協議を進め、合意に至る可能性を懸念している。一部メディアは25日、和平案をめぐり、スティーブ・ウィトコフ米特使がロシア側に助言をしていたと報じている。(c)AFP
