【11月27日 CGTN Japanese】月面での建造研究用に中国が初めて造った「月の土壌レンガ」のサンプルが1年間の船外暴露実験を経てこのほど有人宇宙船「神舟21号」と共に無事地球に帰還しました。研究者がふたを開けて検査した結果、「月の土壌レンガ」サンプルの状態が良好であることを確認しました。

今回戻ってきたシリアル番号R5のサンプルユニットは、「月の土壌レンガ」サンプル34枚からなり、総重量は約100グラムです。宇宙放射線や温度差などの極端な環境試練を1年間にわたり経験したばかりです。

これらの「月の土壌レンガ」サンプルは中国の研究チームが実際の月の土壌の成分に基づいて模擬材料を調製し、熱圧焼結、電磁誘導焼結、マイクロ波焼結の3種類の成形技術を用いて製造したもので、耐圧強度は通常レンガの3倍以上です。

「月の土壌レンガ」サンプルの宇宙実験では、主に力学的性能、熱学的性能、放射線抵抗性の三つの性能を検証しました。実験期間中、研究者は地上でも一連の同期実験を実施しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News