【11月26日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は25日、ロシアにウクライナとの停戦を求める兆候はほとんど見られないと警告し、ロシアに対し「継続的な圧力」をかけて交渉に臨むよう求めた。

米国は28項目の和平案を提示したが、ロシアの要求を色濃く反映していると批判された。ウクライナと欧州の同盟国はその後、和平案の修正に取り組んでいる。

マクロン氏は、ウクライナを支持する「有志国連合」30か国とのオンライン会合後、「ロシアに今、停戦に同意する意思がないのは明らかだ」と述べた。

オンライン会合には、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と米国のマルコ・ルビオ国務長官らが出席し、ロシアとの直接のやり取りについて報告したという。

マクロン氏は、スイス・ジュネーブで先週末に行われた米国、ウクライナ、欧州の代表者による協議で修正された和平案について、ロシアは「協議する意思」を示していないと述べた。

マクロン氏はさらに、ウクライナの戦後安全保証の一環として、「制限」のない「強力なウクライナ軍」を求めた。

「ジュネーブでの協議は、ウクライナ軍に制限を設けるべきではないことを示した」と強調した。これは、米国の当初案で示された内容とは正反対だ。

■武力で支援

停戦に向けた動きにもかかわらず、ウクライナの首都キーウでは激しい爆発が続いている。

マクロン氏は、「ロシアはまたしても平和を受け入れる用意ができているふりをしたが、ここ数時間は、民間インフラ、特にエネルギー施設とウクライナの民間人に対する新たな攻撃が目立った」「現地の現実は、平和への意思とは全く正反対だ」と述べた。

マクロン氏は、交渉のためにロシアに対し「継続的な圧力」をかけていくと述べ、「われわれは引き続きウクライナを武力で支援していく」と付け加えた。

さらに、和平案を策定する米国の努力を支持するが、「最も重要な問題は、ロシアに受け入れる意思があるかどうかだ」とも述べた。(c)AFP