米国、和平案受け入れ迫る ウクライナに圧力との指摘
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【11月25日 AFP】スイス・ジュネーブで23日に行われたウクライナ戦争終結に向けた協議で、米国がウクライナに対して提案を受け入れるよう圧力をかけたと、高官が匿名を条件にAFPに述べた。提案については、ロシア側に譲歩しすぎているとしてウクライナが難色を示している。
匿名を条件に話したこの高官は、米政府が提案を拒否した場合に援助を打ち切ると直接脅したわけではないが、ウクライナはその可能性が高いと理解していると述べた。
28項目から成る米国の計画は、ウクライナが東部のドネツクとルガンスク地域をロシアに事実上譲渡し、軍の規模を大幅に縮小するという内容だった。キーウはこれを受け入れられないと述べている。
ドナルド・トランプ米大統領は、4年近くに及ぶ紛争を終わらせる計画を27日までに承認するようウクライナに求めていた。
ジュネーブの協議では、ウクライナ、米国、欧州の当局者が戦争終結に向けた「調整」を模索したが、ロシア大統領府は24日、欧州の修正案を受け入れないとした。
ジュネーブでの協議では米国からの直接的な圧力は和らいだものの、交渉全体としての圧力は依然続いていたと、この協議について説明を受けた当局者は述べた。
情報筋は、なぜ米政府が急いで合意に向かっているのか理解できないとしつつ、「誰もが」戦争を終わらせるための真の機会があれば支持すると述べた。
ホワイトハウスは、トランプ氏が戦争終結の取り組みでロシアを優遇しているという批判に反論した。
「米国がこの戦争で双方に平等に関与していないという考えは、完全に誤りだ」とカロライン・レビット報道官は記者団に語った。(c)AFP
