【11月23日 AFP】ナイジェリア・キリスト教協会は22日、前日に武装集団が襲撃した中部ナイジャ州のキリスト教カトリック系セントメリーズ学校から、300人以上の生徒と教師が拉致されたと発表した。

同協会は当初計227人が拉致されたと報告していたが、検証作業の結果、303人の生徒と12人の教師が連れ去られたと訂正した。

拉致されたのは8歳から18歳の男女の生徒で、同校の総生徒数629人のほぼ半数にあたる。

ナイジャ州のモハメド・ウマル・バゴ知事は22日、情報部門と警察が「人数確認を行っている」と述べた。州政府は一部の学校閉鎖を命じていたが、今回の事件を受けて州内すべての学校を閉鎖すると発表。周辺州も予防措置として学校を閉鎖した。

また教育省は、国内に47ある寄宿制中学校の閉鎖を命じた。

17日には北西部ケビ州の中等学校が武装集団に襲撃され、女子生徒25人が拉致されたばかり。アフリカで最も人口の多いナイジェリアでは最大規模の集団拉致となっており、その治安に対する懸念が高まっている。

ドナルド・トランプ米大統領がナイジェリアのキリスト教徒殺害疑惑をめぐり軍事介入をちらつかせて以降、ナイジェリアでは学校襲撃・女子生徒拉致2件の他に2人が死亡するキリスト教会襲撃事件も1件起きている。(c)AFP