【11月22日 AFP】25-26フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ、第6戦フィンランディア杯は21日、フィンランド・ヘルシンキで行われ、女子シングル・ショートプログラム(SP)では千葉百音が72.89点で2位発進となった。

第3戦のスケートカナダ優勝に続く結果を出し、12月に名古屋で行われるGPファイナル進出を目指す千葉は、ドナ・サマーの「ラスト・ダンス」に合わせた演技の冒頭、トリプルフリップとトリプルトーループのコンビネーションジャンプで安定さを欠き、ポイントを失った。

アンバー・グレン(米国)が75.72点で首位に立ち、マデリン・シーザス(カナダ)が65.16点で3位に続いた。その他日本勢では住吉りをんが61.42点で5位、松生理乃が61.26点で6位につけている。

男子シングル・SPでは、鍵山優真が88.16点で3位にとどまった。

2週間前のNHK杯で優勝した鍵山は、4回転サルコウでの転倒とトリプルアクセルでのミスもあって得点を伸ばせなかった。

2022年北京冬季五輪で銀メダルを獲得している鍵山は、「すごく悔しいが、演技全体でお客さんとアイコンタクトを取って、最後までパフォーマンスできた」と振り返った。

首位には92.50点でアダム・シャオイムファ(フランス)、2位には89.35点でスティーブン・ゴゴレフ(カナダ)が続いた。山本草太は81.09点で7位となっている。(c)AFP