広西の自動車都市・柳州で低速自動運転の製品群が登場
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【11月28日 東方新報】広西汽車集団(Guangxi Automobile Group)の技術子会社「広西元控智駆科技」は19日、広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)柳州市(Liuzhou)で発足式と低速自動運転技術の発表会を開催した。会場では、同社が開発した複数の低速自動運転製品が披露された。
まず、移動式充電ロボットは「車が充電スタンドを探す」のではなく「充電ロボットが車を探しに行く」仕組みを実現し、新エネルギー車インフラの柔軟な補完手段となる。
また、無人シャトル車は観光地や住宅地などで、短距離移動に向いた安全で快適な「シェアモビリティ」を提供する。さらに、無人物流車は工業団地で課題となる「ラストワンマイル」を解消し、24時間無人で物資を運べるようにした。
元控智駆の謝海鴻(Xie Haihong)経営責任者は「人工知能(AI)と自動運転は産業アップグレードを牽引する鍵であり、低速領域は実装が早く、応用価値も高いため、大きな成長機会を迎えている」と話す。
この日、同社は新型のスマート充電車「元控一号」も発表した。従来モデルから製造工程を最適化して車体を12%軽量化し、より使いやすい予約式のオンデマンド充電サービスを可能にしている。
広西汽車集団の陳暁峰(Chen Xiaofeng)総経理は、「新エネルギー自動車産業はインテリジェント化・ネットワーク化・グリーン化へ急速に移行している。エネルギー補給システムの刷新やスマートモビリティの高度化は、産業の高品質な成長に欠かせない」と述べ、同社がシャシー制御、主要部品、移動式充電、無人シャトル車などの事業を統合して元控智駆を後押ししていくと語った。
自動車産業の集積地である広西・柳州は、近年低速自動運転の導入を積極的に進めている。既に複数企業に対し、広西チワン族自治区で初となる低速無人車の道路試験許可証を発行しており、上汽通用五菱汽車(SAIC-GM-Wuling Automobile)、広西翃芯科技、九識(蘇州)智能科技(Zelos)、広州賽特智能科技(Saite Intelligence)の4社が取得した。これらの無人運転製品と実証シーンは、柳州が「広西におけるAI応用拠点・産業クラスターの革新基地」を目指す取り組みを後押しすることになる。(c)東方新報/AFPBB News