【11月21日 AFP】米フロリダ州は20日、1988年にかつて勤務していた店の店長をレイプ・殺害した罪で有罪判決を受けたリチャード・ランドルフ死刑囚(63)に対し、薬物注射による死刑を執行した。

フロリダ州矯正局の声明によると、ランドルフ死刑囚の刑は午後6時12分(日本時間21日午前8時12分)、レイフォードの州立刑務所で執行された。

ランドルフ死刑囚は1989年、かつて勤務していたコンビニエンスストアの店長ミニー・マカラムさん(62)を殺害した罪で死刑判決を言い渡された。

裁判文書によると、ランドルフ死刑囚は店の金庫から金を盗もうとしたところを見つかり、居直ってマカラムさんをレイプ・殺害した。

米国では今年これまでに44件の死刑が執行され、2010年に46人が処刑されて以降、最多となっている。

執行件数が最も多いのはフロリダ州で17件。次いでテキサス州とアラバマ州がそれぞれ5件となっている。

今年執行された死刑のうち、36件は薬物注射、3件は銃殺、5件は窒素吸入(窒素ガスをフェースマスクに注入して死刑囚を窒息死させる方法)により執行された。

窒素吸入による死刑執行は、国連の専門家によって残虐かつ非人道的だと非難されている。

死刑は全米50州のうち23州で廃止、カリフォルニア、オレゴン、ペンシルベニアの3州では執行が一時停止されている。

ドナルド・トランプ大統領は死刑を支持しており、就任初日に「特に凶悪な犯罪」に対する死刑適用の拡大を求めた。(c)AFP