故ダイアナ元妃、仏ろう人形館に「リベンジドレス」姿で登場
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【11月21日 AFP】フランス・パリのグレバンろう人形館は20日、「リベンジドレス」を着た英国の故ダイアナ元皇太子妃のろう人形を公開した。このドレスは、当時の夫チャールズ皇太子の不倫が公になった直後に、ダイアナ元妃が着用したもののレプリカとなっている。
このろう人形館には、すでにチャールズ英国王(当時皇太子)や故エリザベス英女王の人形が展示されているが、1997年8月にパリで交通事故死したダイアナ元妃の人形はこれまで存在しなかった。
今回の展示では、1994年にダイアナ元妃が公の場に登場した際に着用した、デザイナーのクリスティーナ・スタンボリアンによる黒のオフショルダードレスのレプリカが使用された。その日は、チャールズ皇太子が不倫を認めたインタビューが放送された日でもあり、メディアの注目が集まっていた。
ろう人形館は「パリでの悲劇的な死から28年以上が経った今も、ダイアナはスタイル、人道性、自立の象徴として世界的なポップカルチャーの重要人物であり続けている」とし、「このドレスは自己主張の回復を象徴し、決意に満ちた女性らしさと新たな自信の強いイメージとなった」と述べた。(c)AFP