ソウル・聖水洞のオリーブヤングN聖水店3階(c)news1
ソウル・聖水洞のオリーブヤングN聖水店3階(c)news1

【11月20日 KOREA WAVE】ソウル・聖水洞のオリーブヤングN聖水店が、K-ビューティを求めて訪韓する外国人観光客の“必訪地”として注目を集めている。店頭には開店前から肌・頭皮診断サービスを受けようと、日中や欧米からの旅行客が列をなす光景が日常化している。

この体験サービスは、1日35人限定の現地予約制。午前10時の開店と同時に来店者が3階に殺到し、肌診断やパーソナルカラー診断、メイクアップ体験「クイック・タッチアップ」などの無料プログラムに申し込む。予約がすぐに埋まるため、遅れて訪れた人々が落胆して帰る姿も珍しくない。

ドイツからの留学生(22)は友人6人と共に来店し、スタッフの案内で専用アプリ「キャッチテーブル」を使って予約手続きを取った。「ドイツでもオリーブヤングはSNSで有名。TikTokで診断体験のレビューを見て興味を持った。自分に合うK-ビューティ製品を教えてもらいたい」と話した。

SNSでは各国のインフルエンサーたちが体験動画を投稿しており、マッサージ体験ショーツ動画の中には再生回数57万回を超えるものもある。肌・頭皮診断では高精度カメラで撮影後、即座に分析結果が提示され、専門スタッフが状態を説明しながら製品を提案する。所要時間は1人約15分。

オリーブヤングのデータインテリジェンスチーム長のユ・ヨンファン氏は「体験プログラムの利用者のうち、外国人比率は54%。特に肌・頭皮コンサルでは87%が外国人」と明かす。

店内には多様な商品が整然と陳列され、来店客が自由に試すことができる。カナダ・バンクーバーから訪れた女性は「展示が見やすくて楽しい。白浮きしない日焼け止めが気に入った」と語り、母にエイジングケア用の濃厚なクリームを選んでいた。

オリーブヤングが実施した外国人観光客向けの事前調査では、訪問者の86%がオリーブヤングN聖水店を旅行計画に含めていた。また61%はK-ビューティ関連の店舗を訪れることも旅の目的としていた。

このN聖水店は2024年11月に開店したばかりだが、すでに聖水洞におけるK-ビューティの拠点としての地位を確立している。実際、オリーブヤングN聖水店の開店以降、聖水洞の年間通行人数は前年より2000万人増加し2億9000万人に達した。ビューティ関連のポップアップ数も月平均8件から14件へと増加した。

外国人観光客の決済件数も1年間で約79%増加。国別では日本人の来店者が最も多く、中国人、東南アジア出身者がそれに続く。オリーブヤングは言語対応にも力を入れており、日本語・英語・中国語に対応可能なスタッフをN聖水店に優先配置している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News