若者の「雇用寒波」が続く韓国…30代「休んでいる」過去最多33万人
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【11月19日 KOREA WAVE】韓国の就業者数は全体で前年同月比19万3000人増加したものの、20代の就業者数は15万人以上減少し、若年層の雇用率は18カ月連続で下落した。特に30代で「特に理由なく休んでいる」と回答した人数は33万4000人と、統計開始以来10月としては最大となった。
国家データ庁が11月12日に発表した「2025年10月雇用動向」によると、10月の就業者数は2904万人で、前年同月より0.7%(19万3000人)増加した。ただ産業別では農林漁業、建設業、製造業などの基幹産業が不振を続け、若年層の雇用環境の冷え込みが続いている。
年代別の就業者数では、60歳以上が33万4000人増と最多だったのに対し、20代は15万3000人減少、40代は3万8000人、50代は1万9000人それぞれ減少した。一方で30代は8万人増加した。
国家データ庁のコン・ミスク社会統計局長は「若者が多く従事する製造業などの業況が良くなく、経験者重視や随時採用の拡大も若年層には不利に働いている。60代以上が雇用増を主導する一方で、若者の雇用状況は依然として厳しい」と述べた。
15歳以上の雇用率は63.4%で前年より0.1ポイント上昇し、OECD基準の15~64歳の雇用率は70.1%(+0.3ポイント)となった。しかし、15~29歳の若年層の雇用率は44.6%で、1.0ポイント下落し、2024年5月から18カ月連続の低下が続いている。
また、非経済活動人口は1612万1000人と、前年同月比で3万8000人(+0.2%)増加した。「育児」や「高齢」を理由にした人は減少したが、「休んでいる」と答えた人は13万5000人(+5.5%)増加した。
とりわけ、30代の「休んでいる」人口は33万4000人で、統計が開始された2003年以降10月としては過去最多となった。20代も同様に15万6000人と、前年比で4万人増加した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News