【11月19日 CGTN Japanese】中国共産党中央委員会対外連絡部とアラブ連盟(LAS)事務局が共同で主催する第11回中国・アラブ諸国文明対話会が11月17日、北京で開幕しました。中国側と22のアラブ諸国から政党・政治組織の指導者、議員、政府関係者、シンクタンクやメディアの代表らが参加し、文明の相互学習と交流を促進し、双方の友好協力を深化させることを目的としています。

双方は「中国とアラブ諸国の国家運営ガバナンスの経験交流と現代化の道の探求」「グローバル文明イニシアチブと双方の人的・文化的交流と協力」「『一帯一路』と双方の民心の相互理解」などの議題に焦点を当て、活発な意見交換を進めました。対話会は、中国アラブ諸国協力フォーラムの枠組みにおける重要な制度的活動として、双方の文明交流や相互学習を促進し、友好協力を深化させる重要なプラットフォームとなっています。

第2回中国・アラブ諸国サミットが2026年に中国で開催される予定であることから、今回の対話会は双方の文明の相互学習と参考を促進するとともに、同サミットにおける政治的・人的・文化的コンセンサスの広範な集約も目指しています。

LASのアハマド・アブルゲイト事務局長は、「アラブ諸国と中国の二大文明は、いずれも世界文明に多大な貢献をしてきた。われわれの議論は双方の関係の深い絆を証明し、国民間の協力を深めるのに役立つだろう。第2回中国・アラブ諸国サミットで、双方の相互協力と相互尊重の素晴らしい物語が継続されることを確信している」と述べました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News